なおや
2014年6月24日:屋久島だより
世界中に世界遺産はたくさんありますよね。
一昨日、日本でも世界文化遺産に登録された「群馬県の富岡製糸工場」も世界遺産の仲間入りをしました。
後世に伝え残す世界共通の宝物として存在している世界遺産は、
平和の構築と維持のための方法のひとつとして人が生み出した知恵なのです。
文化遺産は人の力で生み出された大切な宝物。
自然遺産は人の力では生み出せない大切な宝物。
人は自然を感じ、自然から恩恵を受け、自然から学び、暮らしの知恵を生み出してきました。
自然に寄り添った暮らし方が、人の暮らしそのものであると言っても良いかもしれません。
(人の知恵から生み出された機械も、実は自然の恩恵のひとつなのかもしれません)
かけがえのない私達の住む地球は、生命のゆりかご。
少しずつ、少しずつ自然の恩恵を循環させながら命をつないできました。
(宇宙に浮かぶ惑星のように、自然の不思議は広がります)
その自然の恩恵を少しずつ分けていただきながら、
これまでのように役立ててゆく。
自分の目で見て確かめる。
やさしく触れて考える。
(見た目の印象と、じかに触れてみるのとは違うこともあります。)
人の暮らしが自然の恩恵で、健やかになること。
人のこころが、自然に寄り添い、循環すること。
今日も屋久島は潤っております。
(水や自然の循環が、私達の暮らしの健やかさを支えているのかもしれません)