やわら香な屋久島

店長のナオミです。
 
降ったり晴れたり、 お天気コロコロ屋久島。
降ったり降ったり、降り続けたり…。
そんな季節を前に、
晴れ間がいつも以上に貴重に感じられるこの頃です。
 
 
さて。
屋久島町観光PRポスター制作者による
ポスター解説連載の第4回です。
 
(紹介のいきさつはコチラ
 http://yawaraca.jp/blog/yakushima-letter/7843/  
 [屋久島町観光PRポスター連載 #0] )
 
 
誰に頼まれてもいないのに、
屋久島に勝手に押しかけてきて移住してしまった私。
「屋久島に呼ばれる」を羨ましく思います。
 
 
第4回は 『 002_A4_屋久島に呼ばれると人生が豊かになる 』です。
 
 
 
PR鹿
 
(解説連載は、許可を得て、皆川直信氏のテキストを  
 原文そのままにこのBlogに転載しています。)
 
 
屋久島町観光PRポスター連載#04
【 002_A4_屋久島に呼ばれると人生が豊かになる 】
 
 
「4 わたくしたちは、   
   自然と人間が共生する豊かで個性的な情報を提供し、   
   全世界の人々と交流を深めます。」
 
 

実は僕、
「共生」という言葉があまりしっくりこないんです。
それで語源を調べてみたら、
やっぱり明治以降に外国語の翻訳で作られた言葉でした。
 
一見、聞こえはいいんですが、
どうも人と自然がバラバラになっているような気がするんです。
非常に西洋的な感覚というか…。
 
東洋的な感覚で言えば、
「共棲」でもいいかなと。笑。
後に出てくる「縄文杉」を使ったポスターのキャッチは「共に生きる」です。
「共」と「生」を分けるだけでだいぶ感覚が変わってきます。
 
 
屋久島という土地(自然)の上に
動植物が一緒に生きているという感じ。
僕たち人間の体も自然が作った生き物ですから。
 
自然は生きるための土台であり、
その上に動植物が生きている。
人間も自然の上に社会を作って生活しているわけです。
 
 
どうしても人間社会の上にいると
自然の上にいることを忘れてしまいがちなんですけどね。
台風が来たり、地震があったり、その上で生物は生きています。
これまた都会にいたら、感じにくいところではあるんです
 
逆に「自然、最高~っ!」という考えだけになってしまったら、
反社会的になってしまい、 これまた変な方向に進んでしまいます。笑。
色々とバランスを意識したり、
自分の立ち位置をしっかりしておきたいところです。
 
 
そんな「自然の上に動植物が一緒に生活してますよ~」という解釈で、
オスのヤクシカに登場してもらいました。
繁殖期後半で角がいい感じにトンガっているイケメン鹿。
目線いただけました。笑。
 
 
それとキャッチコピーの
「屋久島に呼ばれると、人生が豊かになる」。
 
このポスター制作会議の時に
古賀さんのリピーターさんが言った「呼ばれる」を元にしています。
屋久島のリピーターさんはよく
「呼ばれる」という言葉を使うんですが、
そんな感覚になるんだと思います。
 
真新しいところに行く感じではなく、
なんとなく「お邪魔しま~す」みたいな感じ。
そこに「豊かさ」をプラス。
 
 
観光客数が爆発的に増える必要もないし、
大金持ちになる必要もないんです(たぶん)。
 
それ以上に体も心も「豊かだな~」って思える方がどんなに大切か。
その感覚を感じる人を一人でも増やしていくことの方が大切なので、
僕もガイドのお客さんを増やすぞ~!みたいな作戦もほとんど立てませんし、
お金集まってこ~い!政策もしてません。笑。
 
その辺はボチボチでいいかなと。
それよりも、地域のお手伝いをしたり、
子どもとの時間を増やしたり、
そっちの豊かさを追求したくなる今日この頃です。
 
 
FUJIFILM X-T1 XF55-200mm f5.6 1/80 -1 ISO3200
 
(文章:皆川直信)
 
 
◆屋久島町HPからポスターをダウンロード
 http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/info-business/20624/
 
◆美屋久(皆川直信)  
  http://biyakushima.com/
 
 ◆フォレック(古賀顕司)
 https://phorek.com/
 
 

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