やわら香な屋久島

 
 
店長のナオミです。
 
やっと晴れました!
…というほど日数は降り続いていませんが、
なんだか長雨が明けたような気分です。
 
 
さて、平常運転に戻って、
屋久島町観光PRポスター制作者による
ポスター解説連載の第6回です。
 

(紹介のいきさつはコチラ
http://yawaraca.jp/blog/yakushima-letter/7843/
[屋久島町観光PRポスター連載 #0] )
 
 

お写真はみんな大好き縄文杉さま。
くしくも今は、王道ルートの荒川登山口への道路が
土砂崩れで通行止め…。
 

そしてこの文章。
掲載に時差が生じて今日の転載となりましたが、
いま読むとまた感慨深いです。
 
 

というわけで第6回は
『 005_A4_共に生きる 』です。
 
 
 
PR共に生きる
 
 
(解説連載は、許可を得て、皆川直信氏のテキストを
 原文そのままにこのBlogに転載しています。)
 
 

屋久島町観光PRポスター連載#06
【 005_A4_共に生きる 】
 

「<前文>この島は、
 はるかな昔から人々の魂を揺さぶりつづけ、
 近世森林の保全と活用で人々が苦しみ葛藤した島である。」
 

最初の企画段階でポスターは5種類作成予定でした。
1ヶ月ほどかけて、サンプルは約20種類ほど作成。
商工観光課担当のMくんも悩ませてしまいました。笑。
最終判断は商工観光課だけに、
かなりのストレスだったのでは…。笑。すみません!
 

実は決定した5種類のポスターには縄文杉はありませんでした。
理由は様々なんですが、
その後「やっぱり縄文杉に出演していただこう!」という流れに。
他の種類の文面はすでに形になっているし、
縄文杉の写真を使うときどうしたらいいかと頭を悩ませました。
 

で、もう一度屋久島憲章を読み返したら、
やはり書いてあったんです。
「困った時の屋久島憲章?」と思ってしまったぐらい。笑。
 

「近世森林の保全と活用で人々が葛藤した島」…。
昭和の森林大伐採のことを想像させます。
気になる方はNHKの番組プロジェクトX
「伝説の深き森を守れ~世界遺産・屋久杉の島~」を
なんとか探してご覧ください。
 

「葛藤」どころか「壮絶」だったことが理解できると思います。
今の時代からは想像できない、
計り知れない「葛藤」があったのだと思います。
 

これまたタイムリーな展開なのですが、
屋久島高校の演劇部が九州大会でも勝ち進み、
この夏に全国大会に出場します!
 

「えっ、何が関係してるの?」といった感じなんですが、
実は演劇の内容がまさにこの「葛藤」なんです。
タイトルは「ジョン・デンバーへの手紙」。
江戸~明治~昭和の屋久島で
リアルにあった「葛藤」を高校生が演じています。
 

九州大会では最優秀賞、創作脚本賞を受賞!
屋久島の皆さん、屋久島を好きな皆さん、応援してくださいっ!
全国優勝も夢じゃな~い!
 

ちょっと話がそれましたが、
観光シンボルとしての縄文杉以上に、
「人々の魂を揺さぶりつづけ」る存在としての縄文杉。
これかなと。
 

僕の心の中も整理できました。
行くのは遠くて大変だけど、
これからも魂を揺さぶって欲しい!
 

憲章を作った柴鐵生さんの時代と壮絶さは比になりませんが、
令和が始まろうとする時代も「葛藤」があり、
すったもんだがあります。
逆にいろんなすったもんだがあるからこそ前に進めるわけです。
 

僕が今こうやって書いていることも、
人によっては「何言ってんだよ~」とか
「それ違うんでない?」とか「もっと言葉を選べ!」とか
いろんな考えがあると思うんです。
こういうすったもんだこそ、次のステップなのかなと。
 

ひょっとしたら
「すったもんだ屋久島!」ってキャッチコピーでもよかったかもしれません。笑。
今回の屋久島町観光PRポスターは完成というより、
観光再スタートとして捉えるのがいいのかなと思っています。
 

FUJIFILM X-T2 XF35mm f1.4 1/750 -2 ISO800
(文章:皆川直信)
 
 
 

◆屋久島町HPからポスターをダウンロード
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/info-business/20624/
 

◆美屋久(皆川直信)
http://biyakushima.com/
 

◆フォレック(古賀顕司)
https://phorek.com/
 

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