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konitan
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シャクナゲととも咲く花々
2017年6月19日:島の自然
先日、シャクナゲを見てきましたが、その際見られたお花を紹介します。
シャクナゲはこちら↓
http://yawaraca.jp/blog/%e5%b3%b6%e3%81%ae%e8%87%aa%e7%84%b6/5008/
題名は「花」ですが、いきなりお団子の写真からご紹介します。
これは屋久島の郷土菓子「かからん団子」です。
「かから」の葉で包んでいるので、このように呼ばれます。
「かから」とはサルトリイバラの屋久島の呼び名です。
このように大きな葉を付けます。
ところが、屋久島の高山では葉が小さく、親指ほどに。
いくつもの花が集まって、ボールのようになります。
あまりに葉の大きさが違い、かつてはサルトリイバラの変種ヤクシマカカラと言われたこともありました。
今は研究が進み、サルトリイバラと変わりがないとなりましたが、とても同じ種類の植物とは思えません。
さらに小さいのがこちら、ヒメカカラ。
屋久島と奄美大島でのみ見られます。
指の先が写っていますが、花は小さく米粒程度です。
ヤクシマミツバツツジです。
屋久島でのみ見られる屋久島固有のツツジです。
黒味岳周辺で良く見られます。
例年ならばシャクナゲの前に咲きます。
ツツジはもう一種、こちらはサクラツツジです。
旧屋久町の町の花でもあります。一斉に咲くと桜のように美しいです。
アセビ。漢字で書くと馬酔木。
毒があり、馬に与えるとふらふらになる所から。
これもツツジの仲間。
また、この時期としては珍しくハイノキが満開でした。
遠くから見ると雪が積っているかのように咲いていました。
散った後も美しく、林床を真っ白に染め上げます。
そして高山の花々!
こちらはヒメコイワカガミ。屋久島の固有変種。
キバナノコマノツメ。黄色いスミレです。
季節ごとに屋久島を彩る花々はどんどん移り変わっていきますよ。
次の季節が楽しみです。
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