-
なおみ
-
令和初!屋久島御神山祭り
2019年8月6日:やわら香メンバー自由ノート,屋久島だより,島を記憶する
こんにちは!店長のナオミです。
今年もこの季節がやって参りました!
屋久島で一番大きなお祭り。
屋久島御神山(ごしんざん)祭りです!
[ 浴衣姿が風流です♪ ]
屋久島へ来て4年になりますが、
毎年、欠かさず来ています。
私の一番の目的は、
二日間ある日程の一日目に行われる「神事」(しんじ)です。
[ 祝詞(のりと)をあげます ]
昼間に選ばれし方々が
奥山へ御神水(ごしんすい)を汲みに行き、
それを担ぎ下してくるところから始まります。
[ 右側に担ぎ下してきた御神水が入った樽と背負子 ]
[ 水を汲んで担ぎ下ろしてきた選ばれし方々 ]
水に感謝し、祝詞(のりと)を上げ、
櫓(やぐら)の上から宮司さんと選ばれし四人が
榊(ささき)を使って御神水を撒きます。
その雫に触れれば無病息災!
[ 御神水を撒く様子 ]
そして、「水」のお次は「火」!
火起こしの神事です。
櫓に立てられた杉の柱に
ぐるっと一周、綱を巡らせ、
海手と山手で綱引きよろしく交互に引き合います。
[ 櫓の中で綱を制御する縁の下の力持ちたち ]
「海へ引けー!海だー!」
「さぁ、山も負けるなー!引けー!」
綱で引かれ、杉の柱は
ぐるぐると独楽(コマ)のように地面と擦りあいながら回ります。
すると、摩擦熱で火が起こる!
[ 接地面が徐々に焦げ臭くなってそして… ]
[ 火が起こった!]
その火を松明(たいまつ)に移し、
火矢をつがえ、
海岸に設置された的(マト)に向かって放ちます。
見事的中し、的が燃えれば未来吉兆!豊漁豊作!
今年は条件がよかったのか、
はたまた弓矢の名手だったのか、
3射か4射であっという間に的中でした!
[ 燃え上がる海岸の的 ]
一日目はこの神事がメイン。
それと太鼓と、ステージが少々。
この太鼓がまたかっこいい!
座って打つ体勢がどう見ても腹筋の筋トレ!
ものすごい力強さを感じて、
この太鼓を生で体感すると、いつも元気になれます♪
[ 火起こしの間もずっとドンドコ生演奏! ]
明けて二日目はたっぷりのステージと、抽選会、
そして、打ち上げ花火があります♪
[ アフリカンダンス!]
ステージも日本舞踊、太鼓、バンド演奏、
フラ、キッズダンスetc…実に多彩!
屋久島の皆さん、本当に芸達者!
[ キッズフラだけど堂々としたステージ!]
[ こちらは別のフラチーム。軽快でした♪ ]
[ 日舞もあります!]
[ 家でテレビ見ているよりよっぽど楽しい♪]
二日目、一つだけ残念だったのは、
台風の影響で大気が不安定だったのか、
雨が時折パラパラと落ちてきて、
太鼓の演目が全て執り行うことができなかったこと。
[ 高学年の子どもたちの演奏 ]
ステージ上でシンボルのごとく鎮座している
屋久杉の大太鼓も
ビニールで覆って守らなくてはなりませんでした。
[ こちらはまた別の太鼓チームの子どもたち ]
お天気ばかりは思い通りにいきませんね…。
来年また見られるのを楽しみにしています♪
[ 緑のビニールに覆われた屋久杉太鼓がステージに静かにたたずんでいます ]
今年の打ち上げ花火は、
お祭り会場の対岸から眺めました。
同じように混雑を避けた近所の人たちが
コンクリの塀によじ登ってスタンバイ。
[ ゆったりと花火見物 ]
夏の夜の風流な光景だなーと、花火とともに、
家族と花火を楽しむ人の後姿に見とれていました。
[ 花火を見ている人の姿ってなんかノスタルジック ]
子どもたちは大人になったら、
この蒸し暑い夜空に上がる花火のことを
懐かしく思い出したりするのかな。
[ 水面も照らされて美しい ]
また来年も御神山祭りは8月の第一週に開催。
この日に合わせて来島する価値ありの、
屋久島のお祭りの一つです。
最近の投稿記事
カテゴリ
- s.p.a.kioku (83)
- いままでのワークショップ (14)
- お知らせ (124)
- やわら香パートナーズ (6)
- やわら香ヒストリー (9)
- やわら香メンバー自由ノート (74)
- アロマ工場通信 (42)
- エコツアー (6)
- コラボレーション (53)
- メディア掲載情報 (42)
- ラボ便り (163)
- ラボ便り・アロマスプレー (13)
- ラボ便り・フットトリートメント (2)
- ワークショップ (77)
- 和精油ノート (14)
- 商品について (108)
- 屋久島だより (290)
- 屋久島の香りラインナップ (22)
- 島の自然 (77)
- 島を記憶する (78)
- 未分類 (41)
- 鹿児島アンテナショップ「和の香りラボ・島の記憶」 (22)