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なおみ
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大雨降って、地かたまる。
2019年5月20日:やわら香メンバー自由ノート,ラボ便り,屋久島だより,島の自然
こんにちは!
大雨から一夜明けて、
まだまだ雨の屋久島より、店長のナオミです。
テレビのニュースでも報じられている通り、
山で孤立していた登山客の方たちも
無事に全員が下山でき、
登山客としての友人知人、
ガイドとしての友人知人も皆んな無事で、
ホッと胸をなで下ろしています。
[ やわら香の入口付近も水が引きました ]
[ 18日の様子 ]
雨の島、屋久島。
自然が美しい屋久島。
それを形作るのは
この激しい天候が大きな要因なんだなと、
今回、改めて思いました。
それがあって初めて存在しえるのが
この屋久島の姿かたちであるのかも知れません。
[ 滝が消えたいつも通りの駐車場 ]
[ 18日、大雨で出現した幻の滝 ]
人知を超えた圧倒的な「何か」。
畏怖の気持ち。
屋久島の自然に対してそのようなものを感じますが、
自然は決してコントロールできず、
人の手で作り出すことができないからこそ、
穏やかな時、ただただ美しいばかりの時であっても、
そのような、ちょっと怖さを伴う気持ちを抱かせるのかも知れません。
[ 今日の椨川 ]
[ 昨日の椨川 ]
[ 今日の水量 ]
[ 昨日の水量。色もすごい! ]
[ 今日はこの透明度! ]
[ これも椨川。またこんな遊びができる日がすぐ来るさ♪ ]
テレビでは、山肌から滝のように流れ落ちる水、
腰の高さまでの冠水に浸かる車など、
センセーショナルな映像が流され、
島外から見る屋久島は
「被災地」「事故現場」「雨コワイ」
となっているかも知れません。
[ これはやわら香の隣りを流れる川の今日の様子 ]
しばらくは縄文杉に会うこともかなわないかも知れませんし、
屋久島に行くこと自体を躊躇してしまうのも仕方ないなと思います。
そんな今、
直近の未来、例えばこの夏を想像した時に、
それでも強い想いを持って来てくださる
ちょっと少ないかも知れない旅行者の皆さんと、
その分ゆっくり、一人ひとりと話したり、
屋久島の素敵なところを
深く、じっくり共有できるかも知れないと思うと、
案外悪くないかも?なんて思いました。
『small is beautiful』や
『slow is beautiful』といったところでしょうか。
[ 雨に濡れてしっとりと美しい ]
明日には雨が止んで、
また屋久島はただただ美しい姿を見せてくれると思います。
この振れ幅がまた、たまらない魅力です。
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