ここ数日は、日本中が寒波に飲み込まれ
自然の厳しさをあらためて体感しているようです。
屋久島でも波風が荒く、
激しい雨が時折降るなどの状況です。
そんな中、春到来を待ち望みながら、
昨年から様々な方々との協力をいただきながら進めている
「島の記憶ガーデン構想」の状況をちょっとだけお見せします。
地域のNPOと屋久島大屋根の会、WAKUWORKSなどとの連携での取り組みなのですが、
今回、堀内が基本構想から更にバージョンUPさせようと着手しちゃいました。
バージョンUP第1弾「残渣活用再生エリア」(仮)の設置!
やわら香で抽出している農林産物の利活用をさらに考え、やわら香敷地の一角にコンポストエリアを設置!
ここで残渣等の堆肥化を行い、ガーデンに利用するというものです。
(草がボーボーちょっと荒れている敷地)
この荒れた敷地を少しずつ再生させていきます。
まずは、敷地に生えている雑草とりから着手します。
砂地に食い込む雑草の根っこは以外に深いものなのです。
丁寧に雑草を取り除いていきます。
(この作業は薪割りと同じく広背筋と腹直筋、僧帽筋、上腕二頭筋などいろいろな筋肉を使います。)
大体雑草が取り除けました。
雑草を取り除いたあとは、地ならしをして平らにし、
小さなごみ等を取り除きます。
雨が降った後は水分を吸って雑草が重たくなります。
しかし、きれいになっていくとうれしいものですね。
(きれいに雑草がなくなりましたの図)
次はコンポストを設置する場所を決め、その場所に必要な土の準備です。
今回は、4層ぐらいにして高さを25センチに設定しました。
土はバケツに入れて運搬します。
(思ったより結構な重量の土。小さい子供はよくばらずに、真似しないようにしましょう。)
容器ひとつの重さはおよそ1バケツ約38kg。
それを2つずつ一輪車で運搬します。
これで1回に運ぶ総重量が90kgになります。
(これも全身の筋力強化にはもってこいの作業です。)
次はコンポストを設置するための場所を造るため、
外枠をつくり土を入れていきます。
スペースは小さく見えるのですが、5往復ぐらいしました。
(少しずつ土が入れられ、完成に近づいていく)
次にコンポストを設置する場所を浅く掘っていき、
コンポストを設置して周りに土をかぶせます。
さて、最後の仕上げに発酵分解促進のために秘密の液体をまず散布!
その後に抽出残渣をコンポストに投入し、
さらに秘密の液体を上から散布していきます。
これで「島の記憶ガーデン」バージョンUP第一弾が完成となりました。
(今後は、少しずつ改良を重ねさらに進めていく予定です。また素材を余すところなく使う循環に更に取り組んでいきたいと思います!)
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