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なおみ
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デザインに込めた意味と想い~タンカン精油編~
2020年10月17日:やわら香メンバー自由ノート,商品について
こんにちは!
屋久島やわら香のセノオナオミです。
今日も商品のパッケージデザインにクローズアップ!
商品づくりと同じくらい、デザインも大切に作っています。
デザインにそっと忍ばせた
私たちの想いを綴った過去のブログはこちら↓↓↓
◆Blog : brand concept 「しかく」に頼りすぎない
http://yawaraca.jp/blog/shima-no-kioku/8579/
◆Blog : デザインに込めた意味と想い~地杉精油(幹)編~
http://yawaraca.jp/blog/shima-no-kioku/9560/
さて。
精油ボトルに貼られたラベルは、和のアロマらしく、
日本の伝統的な文様を活かしたデザイン。
やくしまタンカン精油の場合は、
オレンジ色の「七宝」(しっぽう)です。
円を4分の1ずつ重ねた文様で、
円形が永遠に連鎖し繋がる柄であることから、
「円満」、「調和」の意味が込められ、
「富貴」と「無限の子孫繁栄」を表すそうです。
地杉(幹)のラベルの文様「青海波」もそうでしたが、
永遠に続くことや穏やかであること、豊かであることを願うのは
普遍的な欲求なのかも知れませんね。
そして、まだある七宝の意味。
円(えん)が四方八方に広がっていくことから「しっぽう」の読みになり、
広がって繋がっていく人とのご縁(えん)は
七宝(7つの宝)と同等の価値があることも表すそうです。
「円」と「縁」を掛けて、
さらに「四方八方」に「七宝」を掛けて・・・。
先人たちのシャレっ気には脱帽です!
ところで「7つの宝」って具体的に何?と、
気になって調べてみたところ、
具体的には、以下の7つだそうです。
1.金(こん)
2.銀(ごん)
3.瑠璃(るり)=ラピスラズリ
4.玻瓈(はり)=水晶
5.硨磲(しゃこ)=シャコガイ/白いサンゴ
6.赤珠(しゃくしゅ)=赤いサンゴ
7.碼碯(めのう)
うーん、豪華絢爛!
昔話の金銀財宝のイメージ通りですが、
「人とのご縁がこの7つの宝と同等の価値を持つ」
と意味づけた先人たちの感性にハッとさせられます。
人とのご縁を大切に。
デザインに込められた先人たちからのメッセージ。
私たちも同じ願いを込めたいと思います。
手に取ってくださる方とのご縁が宝。
この繋がりが水の波紋のように広がって行きますように。
【 本日のおすすめ商品 】
◆やくしまタンカン精油精油3ml
[ webショップ ]
http://yawaraca.shop-pro.jp/?pid=79326090
島の特産「タンカン」で作られた精油です。
自然な状態で栽培されている農家さんから仕入れた、
ちょっぴり傷があったり、いびつだったり、
小さかったりした果実を活かしています。
屋久島の太陽をたっぷりと浴びて、台風にも負けずに実った果実。
誰にでも好かれるジューシーな香りはとてもパワフルです。
心を明るく照らしてくれそうです。
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