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ゆうこ
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聖火リレー小話③〜全3話〜
2021年5月3日:お知らせ,やわら香メンバー自由ノート,メディア掲載情報
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わたしの手元に聖火トーチはありません。
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じっくり考えて決めた選択。
最終話は、聖火トーチについての小話です。
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1年半ほど前でしょうか、聖火ランナー決定通知をいただいたのは。
その事実そのものが嬉しかったのは言うまでもないのですが、
もうひとつとても嬉しかったのは、
吉岡徳仁(ヨシオカトクジン)さんがデザインされたトーチを持って走れる♪
ということでした。
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今は本職ではありませんが
デザインに携わっていたことがある身として
吉岡氏のものづくりの姿勢やセンスに、
わたしは影響を受けている1人です。
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吉岡徳仁https://www.tokujin.com/gallery/
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tokyo2020の聖火トーチは、
東日本大震災後の仮設住宅で使われていたアルミ材が再利用されていて
押出成形という高い技術で生み出された、つなぎ目のないプロダクト。
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それを自分の手で掲げて走れるんだ!
ということにワクワクしました。
(↑トーチができるまでの動画が素敵なので投稿動画、ぜひご覧くださいね)
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その後、聖火ランナーにはトーチの購入権があることを知り、
そしてスポンサー枠によっては贈呈される場合もあることを知りました。
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自分がトーチを所有できる可能性があるなんて全く思っていなかったので、
購入するかどうか戸惑いました。
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手元にあったとしたら、
なかったとしたら、
その両方について想像し、いろいろ考えを巡らせた末、
「購入しない」意向をほぼ決め、
最終的には実際に走った後の自分の気持ちと、
近しい親類の意見を聞いて決めようと当日を迎えました。
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そんな気持ちだったのでトーチを受け取ってから返すまで
隅々まで見て、触って、感じて満喫。
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点火時の香り、走っている時の感触や重さ、
途中で鳴った船の汽笛とトーチが共鳴したこと、
自分の心拍音、一歩一歩の感覚、
消火後のススの香り、色味などなど、
深くわたしの記憶に刻まれました( ◠‿◠ )
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そしてリレー当日から数日経って
「うん、わたしの手元には無くていい」
その想いは着地しました。
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聖火ランナーのみが参加できるFBグループがあるのですが、
とある個人が立ち上げたそのグループは、
今や800名を超えるメンバーがいます。
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日々、いろんな情報、気持ちのやりとりがあって
わたしにとっては、
聖火リレーを前向きに捉え続けることができる一助となってくれています。
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そしてふと、
「そうか!どの都道府県にも聖火ラン友がいるんだ。」
ということに気づきました。
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もしも聖火トーチが恋しくなることがあるとしたら、
見に行けばいいなって( ◠‿◠ )
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ひとつ引っかかっていたのは、
屋久島の子供たちに夢を持ってもらうきっかけになったらいいな、
トーチのデザイン性を島の方々に感じていただける機会を
作れたらいいなという想い。
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それは屋久島の聖火ラン友が同感してくれて、
その方の意向や希望を大事にした上で
役場展示が実現できるように進めていけることになりました。
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というわけで、
わたしの手元に聖火トーチはありません。
でもあのトーチを持って走った数分間のことを
語り合えるおともだちが全国にいます。
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わたしはそのことを、とても光栄に感じています( ◠‿◠ )
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移動しやすい世の中になったら
各地のランナーさんと会える時が来るのが楽しみです。
屋久島にも遊びに来て欲しいな( ^ω^ )
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ちなみにユニフォームはいただきました。
わたしは「走る人」なので、
むしろガンガン着用しようかとも思いつつ、
まだ決めていません。
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とりあえず、来月チャレンジする
「勝手に挑戦!屋久島一周100Kmマラソン」で着るウェアのそばに、
お守り的に忍ばせています♪
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