屋久島 やわら香

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こんにちは!
屋久島やわら香のセノオナオミです。
 

屋久島は春爛漫!
先日の白谷雲水峡の山桜もまだ花盛り。
里ではシャクナゲが見ごろを迎えています。
 
 
 
シャクナゲイゲー
[ 石楠花(しゃくなげ)公園です♪ ]
 
 
 
そんな中、
新型コロナウィルス感染症の拡大を受けて、
屋久島町でも一部地域からの来島自粛の呼びかけがなされました。
 
 

◆MBCニュース 新型コロナ
屋久島町が7都府県からの来島自粛呼びかけ [04/09 16:07]
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2020040900041464
 
 
2020.04.09観光の方へ自粛を
 
 
 

一年でもっとも美しいと言っても過言ではないこの季節。
山も川も、海も空もキラッキラ!
もろ手を広げてようこそ!と言いたい今のこのタイミングに、
屋久島に来ないよう呼びかけなくてはならないのは
言いようもなく心苦しい限りですが、
 

観光地である屋久島がこのような呼びかけをしなくてはならないのは
離島独特の事情があります。
 
 
 
シャクナゲ
[ 満開のシャクナゲ!]
 
 
 

離島の医療は、はっきり言って脆弱です。
 

都会と比べて選択肢やキャパシティが無かったり、
例えば眼科は常設ではなく曜日が限られているなど、
いつでも満足に都会並みの医療が受けられる訳ではありません。
 
 
 
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[ オオゴカヨウオウレン(白谷雲水峡) ]
 
 
 

また、
屋久島町の総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は31.4%(2015年時点)。
すでに3割を超えており、全国平均(26.6%)よりも4.7ポイント高いです。
 

高齢者が多く、加えて、人と人との距離が近いこと。
平時であれば島の魅力とも言えますが、
感染症予防の観点から見るとこれらは非常に危うく感じます。
 
 
 
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[ 苔の上に山桜の花(白谷雲水峡) ]
 
 
 

高齢者の多い島での感染症全島拡大の懸念、
それに伴い、脆弱な医療体制へ追い打ちをかける懸念。
 

屋久島に限らず、
多くの離島が来島自粛を呼びかけているのは
こういった事情があるからです。
ウィルスをなるべく持ち込まないという水際対策は離島の「命綱」です。
 
 
 

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[ 雫をたたえた苔(白谷雲水峡) ]
 
 
 

平時であれば島に来てほしい!
でも今は、今だけは、どうかご理解いただいて、
行きたい気持ちをあたためながら、
機が熟すのを待っていただきたい。
 
屋久島に住む者の一人としてのお願いです。
 
 
 
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[ 一面の苔が美しい(白谷雲水峡) ]
 
 
 

さて。
来て頂いて成り立つ観光業は、
こんな状況ですのでもちろんピンチです。
 

そんな中、
離島経済新聞社さんが離島応援の取組みをされていたので、
やわら香もお力をお借りました。
 
 

◆ritokei : 未来のわたしに島旅を。今のわたしに島ギフトを。
 [ 前払い島宿&島産品ECまとめ ]
https://ritokei.com/article/hottopics/17023
 
屋久島やわら香

※こちらの「島から届く産品購入サイト一覧」に掲載して頂きました。
 
 

離島経済新聞社さんは、
418島の有人離島にスポットをあてる、
離島情報専門のウェブサイト『ritokei(離島経済新聞)』と、
タブロイド紙『季刊リトケイ』を運営・発行する島メディアです。
 

離島ファンにはお馴染みですね♪
今後もぜひチェックしてみてください。
 
 
 
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[ 七本杉(白谷雲水峡) ]
 
 
 

島への往来がびっくりするほど減って、
屋久島に静けさが漂っていますが、
その分、いつにも増して自然が活き活きしているようにも感じます。
 

私たちが自粛している間、
いつも観光客をもてなしてくれている自然さまには
思う存分のびのびと休養して頂きましょう。
 

いつかまた屋久島へ足を運んでいただいた時には、
より一層パワーアップした姿を見せてくれることと思います。
 
 
 
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[ 何か神々しいものが居そうな気配(白谷雲水峡) ]
 
 
 

いつか、屋久島で。
いつか、屋久島へ。
 

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