屋久島 やわら香

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さて、今回は屋久島地杉の抽出作業を見ていきましょう~☆

 

枝葉破砕

 

「原料の森」で間伐された屋久島地杉は

幹と枝葉に分けられ、このように細かく砕かれてチップ状になります。

破砕機に入る大きさに薪割りしたりこれも力仕事。

破砕機にかけるとみずみずしい香りがあたりにただよいます♪

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やわら香の抽出法は

水蒸気蒸留法。

 

チップを抽出がまに入れていきます。

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釜のそこには蒸留するための水があります。

この水も白谷雲水峡で有名な屋久島の「無垢な水」と表現された白谷川の山水をフィルターで濾したもの。

そこにゆっくりと原料のつまった蒸器を入れていきます。

 

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熱を入れて原料を蒸していきます。

何時間もかけてゆっくり抽出します~~。

上に浮いてるのが精油

蒸器いっぱいの原料から手ですくえる位の精油しか取れません。

貴重な植物のエッセンスです。

こちらはさらに精油部分だけを取り出す作業にGO~。

下は油分を含んだ蒸気が冷えて水となった蒸留水。アロマウォーター。

アロマウォーターはヨーロッパでは昔から

洗濯時やアイロン時に入れて香りを衣に移したり、

コロンの代わりに使われたりしていました。

 

 

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蒸しあがったら

あっつい蒸器から原料を取り出します。

水を含んで重たくなった原料。

これも力仕事。

 

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ホッカホカの蒸し終わった原料です。ブレスチップと呼んでいます。

幹の香りが立ち込めて

この中に手を埋めると

即効の蒸気風呂。

アロマとあいまって気持ちよいです~。

しかも、手がさらっさらになる感じ。

抽出タイミングにいらっしゃると体験できるかも☆

 

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こちらはほっかほかタンカン果皮~

なんか炊き上がった美味しい香り。

そうそう、柑橘類は香り重視で圧搾法で抽出するものが多いのですが

水蒸気蒸留法で抽出してよい点があります。

柑橘精油によくある、あの皮の汁のぴりぴり感がないことです。

よってクリームなんかにしても光毒が少ない。

食品の香料にしても唇にぴりぴりしない!!

これはすばらしい~。

 

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そして釜のそこに残った煮汁は原料のエキスが詰まった液体♪

ディープウォーターと呼んでいます。

抗菌作用などがあって

注目の液体です。

やわら香では染物に使ったりもしています☆

 

 

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いつもお疲れ様~☆

鹿児島で特別にやわら香のために作られた抽出機君♡

そして今回登場してくれたのは

いつも淡々と黙々と作業してくれる、ちょっとシャイでハーブ大好きなやわら香スタッフ

ひろしさんでした♡

 

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